監督からのメッセージ

短い夏

2016年7月9日。雨、風の強まる中、夏の大会の開会式が行われました。例年のような行進はなく、身体も冷え、いままでとは違った意味で思い出に残る開会式でした。
翌日から3日間学校行事のため監督不在・・・
そして7月13日。梅雨空の中の試合となりました。結果は3-6で初戦敗退。一時は逆転しましたが、追いつかれ、追い越され・・・地力の差を感じました。同時に自分自身の力不足を痛感する試合でもありました。選手たちの力を引き出すことができず、逆に足を引っ張る形となりました。申し訳ない気持ちでいっぱいです。

悔しさばかりが残る夏となってしまいましたが、3年生には次なる壁が待ち受けています。自分自身も気持ちを奮い立たせ、次の一歩を踏み出したいと思います。15日から新チームがスタートし、さっそくグラウンドに足を運んでくれた3年生もいました。3年生の思いを胸に、夏の悔しさを来夏に晴らします。

3年生12名。3年間本当にお疲れ様でした。18年ぶりの春県大会出場という輝かしい結果をありがとう。そして獨協埼玉高等学校で野球を続けてくれてありがとう。

1.根本夏暉・・・エース、4番、主将。この先こんな選手はなかなか出てこないと思う。チームの大黒柱としての1年間お疲れさま。勝負強いバッティングは素晴らしい。様々な大会前のケガにとにかく悩まされた。次のステージの野球人生ではケガをせず、柵越え連発を目指そう!

2.石川陸登・・・副キャプテン。高校に入ってからのキャッチャ-生活は本当に大変だったと思う。配球、キャッチングなど様々悩んだことでしょう。それでも持ち前のガッツでいつも前向きにプレーしてくれたね。夏、最後の盗塁を刺したときはこちらも本当に泣きそうだったよ。いつでも後輩キャッチャ-をかわいがりにグラウンドへ来てください。

3.鈴木悠人・・・内野を支えるファースト!ショートバウンドの処理、身長をいかした守備範囲の広さ。内野がどれだけ助けられたことか・・・悠人がいなかったらサード、ショートのエラ-の数は大変なことになっていたでしょう。長打力もチームNo.1!もう少しだけ勝負強かったらうれしかったな。同じ中学の先輩として、悠人のさらなる活躍を期待しています!!獨協埼玉へ来てくれてありがとう!

4.下田純也・・・安定した守備!常に鶴谷先輩の背中を追いかけ、努力してきたね。春の大会の勝ちを決める最後守備は忘れられない!セカンドの安心感は伝統だね。公式戦での1本も果たしました。常に目標を持ち、また積み重ねてくれることを願っています。中学から6年間お疲れさま!

5.日高勇飛・・・パンチ力のある打撃は本当に魅力的だったね。特に春は1番として2塁打を量産!かなり雄次は焦っていたよ。守備も1歩目の思い切りの良さ、グローブさばきはセンスを感じた。スローイングは・・・悠人に感謝しよう(笑)素晴らしいサード!‟尾間木魂!!!”

6.渡辺達大・・・裏の主将(笑)いつもチームに対し、様々な意見をぶつけてくれた。守備に悩んだ時期もあったけど、前向きに努力し、夏に向けて一番調子を上げていったのは達大。特にバッティングに関しては、最近の流行りの言葉で言うなら「神ってる」だね。達大のプレーにチームは勇気をもらった。勝ちに繋げてやれなかったのが本当に悔しい。いつでもグラウンドで待ってるよ。ノック打ちに来てね。

7.染谷俊平・・・このチームで1番努力したのは俊平。左打ちに変え、様々悩みながら、それでもバットを振り続けたね。最後の握手で握った右手のマメは誰よりも硬かった。春はどこか自信が無さそうだった背中も、夏の背中の7番は大きく見えた。心も身体も一回り成長したと思う。また少しずつ積み重ね、さらなる成長を期待しているよ!

9.金子雄次・・・チームのムードメーカー!!姜先輩とは違ってしっかり9番で存在感を出してくれた。ただ、ケガに悩まされたのは姜先輩と同じ(笑)「明日は大会です!」も同じ(笑)その持ってる勝負強さはこの先も様々な場面で生かされると思う!白岡高校(現在獨協大学野球部在籍)の谷中先輩には敵わないが、これからは蓮田で存在感出してね!

10.齋藤 洋・・・自分自身も、周りも、とにかく洋のピッチングには我慢の連続・・・当然洋もたくさん悩んだことでしょう。様々工夫し、練習を積み重ね、10番を背負った。最後の1イニングはやってきたことすべてを出してくれたと思う。アウトローのまっすぐで空振り三振。自分のまっすぐを信じて磨いてきた証。指導者はやりがいがあるけど大変だよ。覚悟を持って努力!いつでもグラウンドで待ってます!!

14.榎本友太・・・新チームからセカンドとして純也とレギュラー争いを続けてきた。結果的には14番だけれど、どちらが出ても遜色ない素晴らしいセカンド。また、ランナーコーチャーとしてもチームを支えてくれた。スタメンでない3年生は少なく、ベンチでの悔しい思いも多々あったと思う。春の県大会で堀越君から打ったライト前は見事!自分の持ち味を存分に発揮したね。まぐれじゃない!努力の結果!中学から6年間。獨協の野球を支えてくれてありがとう。2学期体育のサッカー楽しみにしてるよ(笑)

19.石川裕貴・・・サードコーチャーとしてチームを支えてくれたね。自分のプレーがうまくいかず、悩んだことも多かったと思う。迷いながら、それでも日々努力を続けたね。バットの芯に当てるのは本当に上手い。右方向へのヒットは持ち味だよね。最後までやり遂げたことは必ず次のステージでも役に立つはず。自分の積み重ねてきたことを信じて、これからも頑張ろう。夢に向かって努力!!

38.榎本紗也・・・3年間マネージャーとしてチームを支えてくれてありがとう。紗也さんには感謝の言葉しかないよ。1つ上のマネージャーがいなくて、しばらくは1人で様々な仕事をこなしていました。嫌になってしまうのではないかなといつもドキドキしてました。そんなこちらの心配をよそに、明るい笑顔で色々な仕事をしてくれたね。そんな頑張りのおかげで、後輩はなんと6人もマネージャーがいます。尊敬される素敵な先輩だね。しばらく暑い日が続きます。気候が良くなったらグラウンドに遊びに来てね(笑)

この素敵な12人が将来「獨協埼玉で野球をやってました」と自慢できる野球部になれるよう、またチームを大きくしていきたいと思います!グラウンド、球場へいつでも来てください!!本当にありがとう!

獨協埼玉高等学校 野球部監督 木暮大樹

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